今月の「森のたからもの探し」のお題は「むらさきの花」です。
小鳥の森を代表するむらさきの花「カタクリ」は今年もたくさん咲いてくれましたが、見頃は足早に過ぎてしまいました。
むらさきの花はもう見つからない?いえいえ足元のあちこちに可憐なスミレが咲いていますよ。種類によって白っぽいものから深く濃いものまで様々な紫色が楽しめます。
地面のそばだけではありません。ツルを木に絡ませ、ぽってり厚い濃紫色の3枚の花びらをぶら下げているものも。ミツバアケビです。花びらに見えるものは実は「萼(がく)」で中央の棒状のものが雌花。雌花の下には雄花が下がっています。秋になるとぱっくり皮が割れたおなじみのアケビが実ります。
新緑に映える「むらさきの花」。他にも無いかぜひ探しに来てください。