だんだんと新緑の季節になってきました。早朝の森を歩くと、鳥たちのさえずりがあちこちで聞こえてきます。
今朝は特にオオルリ・キビタキ・クロツグミが印象的でした。オオルリは高い梢の周りや、広く見渡せるような目立つ場所で「ピールーリー、ジッジッ」と高いきれいな声で鳴いている姿を見せてくれました。
また、福島の県鳥でもあるキビタキが、小鳥の森にも渡って来ています。繁殖期の前の縄張り争いをしており、普段のきれいなさえずりとは対照的に、「ブッ、ブッ」と低い声でオス同士喧嘩をする貴重な瞬間にも出会えましたよ。
クロツグミの声が聞こえてきたので、彼らがよくさえずる木の梢や枯れ枝をさがしてみると...
遠くの枯れ木で発見。
こちらに気が付いたのか、たまたまなのか、すぐに飛ばれてしまいました。
飛んで行った先で再び鳴き始めたので、改めて探してみると別な枯れ木でさえずっていました。例年よりもまだまだ数は少ない印象ですが、夏鳥は続々とやってきているようです。