6月18日(日)に第3回お山の大将あつまれ!を開催しました。今回の活動内容はネイチャーセンターの真下にある池の外来種を駆除し、在来種にとって住みよい環境への復元を目的としました。この池を含め、小鳥の森の水辺には主にウシガエルやアメリカザリガニが住み着き、在来種を捕食したり住処となる水草を食べつくしてしまうなどの被害をもたらしています。
池の反対の淵から胴長を着たスタッフが長い棒を水中で動かして追い込んで網で捕獲しました。結果として午前・午後の活動を合わせ、ウシガエル69匹、アメリカザリガニ49匹を駆除することができました。
アメリカザリガニは小さな個体が多い印象でした。子どもたちはオタマジャクシを観察し、「プニプニしてる!」「ひんやりしてる!」など両生類の感触を確かめていました。前足や後ろ足が生えて上陸間近の個体も捕まえることができました。
どちらも在来種を脅かす大きさになる前に駆除でき、森への広がりをストップできた意味のある活動になりました。