小鳥の森では紅葉がだんだんと終わりを迎えようとしていますが、それでもまだカエデ、エノキなどの葉が赤色やオレンジ色、黄色に森を彩っており、カラ類やエナガ、コゲラなど秋から形成されはじめる混群も見ることができました。
また、紅葉の鮮やかな木々の間にツグミがたくさん入って来ています。園内を集団で飛び回り、1羽が飛ぶと他の数羽がつられるように飛んでいく場面や、木の実を探して木から木へと移動する姿を観察することができました。
秋の名残の中で冬の走りを思わせる鳥たちの動き。秋と冬のわずかな時期のおもしろい光景です。
その他にカワセミがネイチャーセンターの真下の池に姿を現してくれました。高い声で「チーーッ、チッチッ」と鳴いては近くの枝に止まり、ねらいを定めて池に飛び込む姿を見ることもできました。
