今回は「中学生ドリームアップ事業」で小鳥の森に職業体験に来てくれた中学生たちが書いてくれました。
これは「ヤマユリ」というお花です。ヤマユリは茎の高さが1~1.5mもあり、葉はとがっていて長さ10~15cmです。崖や斜面から垂れたように目立つ大きな白い花を複数咲かせます。花びらには黄色い中央線と赤褐色の細かい斑点があり、実物を触ってみるとつぶつぶしていました。花粉は赤褐色で付着すると中々取れないです。
下の写真の植物の名前はホオノキと言います。
ホオノキの木についている黄緑色のギザギザとしたものはホオノキの実です。その実は熟すと赤くなって、重くなるそうです。重くなると、枝先が垂れ下がるほどになります。
葉は40cmくらい大きくなります。花は見れなかったですが、とても大きい実でした。
実は15cm定規より少し大きいくらいでした。
この花は「リョウブ」という花です。最も特徴なのは、雄しべと雌しべは「花冠(かかん)(花びらの集まりのこと)」から突き出ている所です。
よく見ると、葉の淵には鋭くとがった鋸歯がありました。枝先に白い花をたくさんつけているのがきれいです。
リョウブのまわりには、虫が数匹いて、リョウブの花には虫をひきつけるにおいがあるようです。
(文・写真 「中学生ドリームアップ事業」で職業体験に来てくれた中学生のみなさん)