連日の雨もありますが、20℃前後の少し肌寒い日が続くようになりました。
シジュウカラの小径13番付近では、キバナアキギリの花を観察することができます。
園内では毎年9~10月に咲き、群生して咲きます。
花は少しフシギな形をしており、見た目はまるで手袋のミトンのような形。名前の由来は「秋に桐(キリ)に似た黄色い花をつける」ことからきています。
また連日の雨で辺りが濡れている草むらでは、雨から身を隠しているキタキチョウを見つけました。
キタキチョウは全身鮮やかな黄色のチョウです。飛ぶと目立ちますが緑に溶け込めば…。
どこにいるのか目を凝らして探さなければ分からなくなってしまいます。
葉の裏に隠れていたキタキチョウ。翅が濡れないように雨宿りをしていました。
また、コナラの木ではサトキマダラヒカゲを観察することができました。こちらは葉の裏ではなく木に止まって雨宿り。
雨の森の中。生き物たちの動きは晴れの日と比べて、ひっそりとしていました。