今朝のネイチャーセンターの観察窓から、にぎやかな水場の光景を観察することができました。小鳥の森では冬の間、観察窓から見える場所に給餌台とバードバス(水浴びや水飲みをする器)を設置しています。
タイミングが良かったのでしょうか。10分ほど観察をしている間に、バードバスの周辺にシメ・アトリ・カワラヒワ・メジロの4種類が一同に集まる瞬間を見ることができました。
周辺の枝には十数羽のマヒワたちがバードバスを使おうと待機している姿も。
マヒワのオスは黄色と黄緑色を混ぜたような鮮やかな体色で、頭の部分は黒い帽子をかぶったような模様。メスはオスより淡い色で頭の黒い帽子模様はありません。
さて、鳥たちの水の飲み方をご存じでしょうか。じつは多くの鳥が水を「吸う」ことができません。じゃあ一体どうやって飲むのか。
くちばしを水面につけて、くちばしの中に入ってきた水を頭を上げて一気にのどに流し込みます。人が真似すれば確実にむせてしまう、ヒヤヒヤする飲み方ですね。
また、今日は朝から何度もカワセミがネイチャーセンター近くの池へ来ました。いつものように高い声で「キィーーーーッ、チッ、チッ」と鳴き声が。ホバリングする姿や周辺の柵や枝に止まって佇む姿を見ることができました。