足元がザクザク

足元がザクザク

今年で一番冷え込みが強い2月。園内での朝方の気温は氷点下になることも多くなります。そんな朝にシジュウカラの小径などの柔らかい土の上を歩けば、ザクザクと楽しい音が鳴り響きます。

音の正体は「霜柱」。

霜柱

霜柱が出来るには、ます気温は0℃以下であることが条件です。そうすると土の中にある氷が地表で凍ります。次に毛細管現象(細い管の中で液体が吸い上げられていく現象《例えば、タオルやティッシュの先を水に入れると勝手に上へと吸いあがっていく現象》)によって土の中の水分が凍った地表に向かって、上へ上へと移動して凍っていくことで写真のような柱状の氷ができるのです。

なかには10cm以上の大きな柱ができることもあるのだとか!

冷え込みますが、誰もまだ歩いていない小径の霜柱を踏めるのは朝の特権。霜柱を踏みに訪れてみるのも冬の醍醐味の一つではないでしょうか。

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