伐採木に

伐採木に

小鳥の森では伐採した木を森の中に置いたままにしてあります。

そんな伐採木にはいろいろな昆虫が産卵に訪れます。

この時期、森の中ではアカハナカミキリが飛んでいるのをよく見かけます。アカハナカミキリがよく産卵するアカマツの伐採木を見てみると・・・

アカマツの伐採木に産卵中のアカハナカミキリ

産卵中のメスに出会うことがあります。

また、コナラの伐採木には緑色に輝く虫が。

コナラの伐採木に産卵中のヤマトタマムシ

ヤマトタマムシです。伐採木の断面のヒビ割れや木の皮の隙間に産卵管を差し込み産卵をします。産卵管で隙間を探っては産卵を繰り返していました。

部分枯れに産卵中のヤマトフキバッタ

こちらは伐採木ではありませんが、生木の部分枯れしたところにお腹を差し込み産卵中のヤマトフキバッタ。朽ち木にも産卵することのある森の中によくいるバッタです。

夏本番を迎え暑さも厳しくなりましたが、虫たちは子孫を残すために懸命に産卵しています。

※福島市小鳥の森での昆虫採集、伐採木の持出しは禁止となっております。