水辺のパトロール

水辺のパトロール

小鳥の森は夏真っ盛り。森中に鳴き声をこだまさせるセミを始め、様々な昆虫が活動しています。中でも目立つのはオニヤンマ。

2~4年かけて過ごしたヤゴは羽化をして夏のこの時期に出てきます。

トンボの中でもとても大きく、9~10cmほど。緑色の大きな目(複眼)に黒と黄色のシマシマ模様の体が特徴です。

この日見つけたオニヤンマは道路の横で翅を広げたまま、植物にぶら下がるように止まっていました。

オニヤンマ

オスは小川や湿地の水辺になわばりを持ちます。決まったコースを巡回し、侵入してくる敵を阻止したり、交尾相手のメスを探しているのです。

みなさんも園内の水辺でなわばりパトロールをしているオニヤンマを探してみてくださいね。