朝夕に冷え込む日々が続き、いよいよ冬らしい季節を迎えました。夏に鮮やかな緑を茂らせていた草木の葉が枯れて落ちる中、園内ではある植物が小さな花を咲かせています。
直径1cmほどで白い花びらのキッコウハグマ。小鳥の森ではだいたい10月下旬~11月上旬にかけて咲きます。
1輪に見える花は、じつは3つの花が1つにまとまったもの。
また花びらの先はクルりとカールしています。
ネイチャーセンター近くや、アスファルトの道沿いでも見ることができます。
最近では小鳥たちの姿をネイチャーセンターの観察窓から見られることも。
この日はエナガの群れが「ジュルル…チュリリリ…」と鳴きながら5~10羽ほどの群れが、木の実や木に隠れている虫を食べていたようでした。忙しそうに枝から枝へ行ったり来たり…。
宙ぶらり状態になりながらエサを探す個体もいました。落ちそうだけども、落ちない。
冬の寒さを乗り切るため、エサ探しにも力が入るのでしょうか。