枝先のシルエット

小鳥の森では6日~7日にかけて雪が降っています。積もった雪の重みで、細い植物の枝や木の枝が少ししなだれているものも見られます。

野鳥たちはというと高い木の上の枝に。

遠目から見れば不自然に膨らんだシルエット。ですが双眼鏡などで見てみると野鳥たちが止まっているのが分かります。

枝に止まる野鳥たち

シメ、アトリ、カワラヒワがじっとしていました。

シメ

拡大してみるとシメが丸々となっていますね。野鳥たちが枝で丸々となっている姿を見ると、「団子さし」に似ていると感じます。

団子さしは、会津地方を中心に1月15日の小正月に行われる行事。黄色・赤・白などのカラフルな餅を花が咲いたようにミズキなどの枝にさして、作農の安全や豊穣を願うといいます。

この日は膨らんだ蕾のような野鳥たちの姿を観察することができました。

他にも、背丈の高い草地ではカシラダカ、ミヤマホオジロなどの冬鳥を観察することができました。

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