今回は「中学生ドリームアップ事業」で小鳥の森に職業体験活動に来てくれた中学生が書いてくれました。
カワセミの小径を歩いていると、足元に卵にそっくりな白い膜から赤くてツルリと丸い2cmほどのものが顔を出していました。これは何でしょうか?正体は「タマゴタケ」というキノコです。
周りは茶色の落ち葉だらけでしたので、とてもよく目立っていました。カサを触ってみると、まるでゴムのような触り心地でとても驚きました。
また、上を見るとお腹が薄いクリーム色の小さな鳥がいました。少し地味な見た目ですが、鳴き声はとても明るく「チピ、チュプチピ」と鳴いていました。
この鳴き声の主は、コサメビタキという鳥です。見た目に反して鳴き声は美しい夏鳥です。
森の散策中に耳を澄ましてみてくださいね。