園内では連日降り続いた雪がまだ残っています。また11日の午前中には少しの間、雪が吹雪くこともありました。
風が強めだった昨日、シジュウカラの小径では「ヂュル、ヂュルルル」と聞こえる鳴き声の先にエナガの群れを見つけました。
非常にすばしっこい彼ら。一か所に長くとどまることはなく、木の幹にしがみついたり、枝先にぶら下がったりしてエサを探す姿を観察することができました。

また、その近くの地面ではカサカサと落ち葉の擦れる音と、時折ピョンと跳ねるシルエット。双眼鏡で確認するとホオジロです。もう一羽が木の枝に止まったので、確認するとミヤマホオジロでした。

目の周りを覆う黒いマスク模様に黄色と茶色のトサカがアクセント。どうやらホオジロと一緒に行動していたようです。
まだまだ寒いですが、仲間とともに厳しい冬を乗り越えているのですね。