2月16日(日)にお山の大将あつまれ!の第9回「巣箱づくり」を行いました。
内容は子どもたちがグループに分かれ巣箱を作り、森の中に取り付ける活動です。
今回の巣箱は小鳥の森で子育てをする野鳥のためのものです。特にキツツキの古巣や樹洞(木に自然にあいた穴《木のうろ》)などを利用して巣を作るタイプの野鳥(シジュウカラやヤマガラ)に利用してもらうことを目的としています。
森の中には樹洞などは多くありません。そのため同じ樹洞を使う鳥同士で、巣穴の奪い合いになることもあるようです。今回の巣箱は子育てをする場所を増やすことをねらいにしています。

午前と午後に合わせて8つの巣箱を作りました。子どもたちはノコギリを使用してスギの板を線の通りに切っていました。切りそろった後は交代で金槌でクギを慎重に打ち付けていました。また子育てが終わった後、中を掃除するための上のふたの部分が開くように蝶番をつけました。
完成した味のある巣箱。実際に森の中へ設置をしに行きました。つけるところは大人がしましたが、子どもたちはどんな場所にどんなふうに巣箱を取り付けるのか、興味深く様子を観察していました。
今年の春に繁殖期をむかえた野鳥たちが巣箱を使ってくれることを願います。