夏休み昆虫イベント

夏休み昆虫イベント

8月5日(土)に夜間昆虫観察会、8月6日(日)に昆虫標本作りを行いました。

夜間昆虫観察会では、日没時間に合わせてライトトラップ(光に寄ってくる夜行性の昆虫を採る方法)を設置しました。だんだんと暗くなっていく園内。夜になると、いつも見慣れた昼間の森の中とは違う雰囲気になります。

ライトトラップを設置して、昆虫が集まるまでの間は夜の森の中を散策しました。かんさつ広場やシジュウカラの小径では、樹液に集まったカブトムシやコクワガタ、カミキリムシなどを見つけました。

設置したライトトラップ

散策から戻ると、たくさんの昆虫が集まっていました。ニイニイゼミやアブラゼミなどのセミ、オオミズアオをはじめとする大小様々なガ類、カミキリムシやコガネムシなどのコウチュウ類など、普段の明るい森の中では出会うことの難しい昆虫たちばかりでした。

夜の昆虫観察を楽しむ子どもたち

子どもたちは腕の上に乗せたり掴んで楽しそうに観察していました。

また、昆虫標本作りではカブトムシを使って昆虫標本の作り方や意味を学びました。昆虫標本作りは裁縫用のマチ針を使って、昆虫の脚や形をきれいに整える「展足(てんそく)」を行いました。説明や標本の作り方の説明が書かれた資料を見ながら、子どもたちは夢中になって標本を作っていました。

昆虫標本を作る様子

普段使うことのないピンセットを使いながら、マチ針で固定し作業に取り組む姿は真剣そのものでした。子どもたちの作った標本はどれも、とても丁寧に作られていました。

カテゴリー