5月22日(日)に「 第2回お山の大将あつまれ!」がありました。「 お山の大将あつまれ! 」とは、自然での様々な遊びや活動を通して自然を身近に感じてもらうために小学生を対象に毎月一回、一年間行う活動です。今回の活動は、水辺の生き物観察と池堀りを行いました。
まず、去年までに掘り進めていた池にどんな生きものがいるのかの観察を行いました。子どもたちは興味津々で生きもの採集に取り組んでいました。(写真1)
今年もこの池で新しい生きものが確認され、徐々に環境が良くなっていることが分かりました。
今回はオオシオカラトンボ(ヤゴ)(写真2右上)、ヤブヤンマ(ヤゴ)(写真2右下)、オニヤンマ(ヤゴ)(写真2左上)、アズマヒキガエル(オタマジャクシ)(写真3)、シュレーゲルアオガエル(オタマジャクシ)などが見つかりました。アズマヒキガエルは手足が生え、上陸まであとわずかと思われる成体になりかけの個体もいました。
また、外来生物であるアメリカザリガニ(写真2左下)も確認され、拡大の危機を感じました。
続いて今年で4回目を迎える池堀りにチャレンジ。この活動は水辺に住む生きものの住みかづくりとして継続されています。今回は竹林近くの池を掘りました。午前の部ではあいにくの雨模様で、かっぱを着ての作業になりましたが、子どもたちは気にしない様子で楽しんでいました。雨が上がった午後の部も、みんなで協力し泥だらけになりながら一生懸命池堀りを行っていました。
※「お山の大将あつまれ!」では、コロナ対策のため午前の部・午後の部と人数を分けて活動をしています。