※今回は「中学生ドリームアップ事業」で小鳥の森に職業体験に来てくれた中学生たちが書いてくれました。
ホオジロの小径にあるあずま屋で、たくさんの穴を見つけました。穴の正体はアリジゴクと呼ばれる「ウスバカゲロウ」の幼虫の巣。
その巣を掘ってみると下の写真の幼虫が姿をあらわしました。
捕まえて地面に置くとどうしてか、後ろ向きで逃げようとしていました。じつはアリジゴクは体の構造上、後ろ向きでしか移動することができません。
木の棒にのせて観察するとクワガタのような大あごでこちらを威嚇していました。
そのあと元いた場所に戻しました。
巣は見たことはあったけれど、アリジゴクを見たのは初めてだったので見ることができて良かったです。
そして、ホオジロの小径のあずま屋からの景色は晴れていてとてもきれいでした。
みなさんもぜひ行ってみてください。
この植物の花は「クズ」と呼ばれる植物の花です。
クズはマメ科の植物で「秋の七草」の一つでもあります。クズはつるでいろいろな場所に巻き付いて成長します。小鳥の森で今の時期、紫色の花を見ることができます。どんな香りか確かめてみると、ぶどうジュースのような匂いがしました。
小鳥の森ではたくさんの生き物たちが住んでいます。興味がある方はぜひ小鳥の森の自然に触れてみてください。
(文・写真 「中学生ドリームアップ事業」で職業体験に来てくれた中学生のみなさん)