2022年7月16日(土)、環境保全ボランティアの活動を行いました。
環境保全ボランティアは今年度6月より始めた新しい企画で、里山として利用されてきた小鳥の森を活動場所とし人の手による生き物のすみかづくりを中心とした活動で環境保全ができる人材育成、保全を通して人と人との交流の場となることを目的としています。
トンボ池にはカラスアゲハやオナガアゲハの食草になるコクサギの群落や福島市では珍しいウラゴマダラシジミの食草になるイボタノキが生育しています。コクサギはミカン科の低木で漢字では小臭木と書きその名の通り葉をもむと強い臭いがします。イボタノキは6月頃に枝先に白い小さな花をつけ香りも良くいろいろな昆虫が蜜を求めて集まります。今回はそれらチョウ類の幼虫のエサかつ観察資源となる低木を守るために周りの高さ4~5mの木の伐採およびササ等の下草刈りを行いました。
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周りの低木を伐採したことで林床にまで光が入り、今までは葉に覆われて暗くて鬱蒼としていた環境が明るくなりました。そのためか新たに約10株ものイボタノキの幼木を発見。今まで光が届かず成長できなかったと思われますが、これから光がよく当たり大きく成長してくれることでしょう。
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次回は8月27日(土)に水生生物調査および観察会を行います。詳細はイベント情報をご覧ください。