川のトンボ

川のトンボ

2022年7月2日

今日の小鳥の森の最高気温は39.6℃。連日猛暑続きで本格的に夏の季節となりました。

小鳥の森では6月25日にニイニイゼミが鳴き始め、これから他のセミたちも鳴きだすことでしょう。

木々の葉に光が遮られ暗くなった森の中でハグロトンボに出会いました。

また、ネイチャーセンター付近でコオニヤンマの姿が見られました。

“オニヤンマ”と名前に入っていますが、コオニヤンマはサナエトンボのなかまでオニヤンマと違って目が離れているのが特徴です。

さて、ハグロトンボとコオニヤンマはともに川に住むトンボですが、小鳥の森には川がありません。一体どこからやってきたのでしょう。

実はハグロトンボは川で羽化した後、成熟するまでは暗い森の中で生活するのです。一方コオニヤンマも羽化後は一旦水辺を離れ、森へ移動します。

彼らはおそらく小鳥の森の近くを流れる阿武隈川やその支流からやってきたのでしょう。

他にもコヤマトンボやオナガサナエなど川に住むトンボが見られることがあります。

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