音の正体は

音の正体は

朝の園内に「タラララララ…」という音が響きました。音の鳴った方向へ進むと、何者かが小径の先へ飛んで行きました。しばらくすると再び「タラララララ…」という音。

聞こえた先のアカマツの幹に目をやると音の正体はアカゲラでした。

アカゲラ

樹皮を剥がしたり木をつついたり、隠れている幼虫などエサになる小さな虫を探していました。

木を突くアカゲラ

しばらく観察していると、時にくちばしを勢いよく幹に突き刺し「ゴッ、ゴッ」と低音を響かせる力強い場面も。

垂直な幹に対して体は平行。硬い尾羽と鋭い爪を上手に使って木を自由自在に移動していました。

小鳥の森ではアカゲラの他にもコゲラ・アオゲラなど数種のキツツキの仲間を観察することができます。

冬枯れの森に響く、キツツキ達のパーカッションを鑑賞してみてくださいね。

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